「亀田サイドの言い分や、諸々の裏事情があると思うのだが、それにしても、北村弁護士には、亀田サイドの代理人なんかにはなってほしくなかった。
北村弁護士だって、彼らがやってきたことの胡散臭さ、危うさを知らないはずはないだろう。
だから、正直、とっても残念に思うのだ。
我々弁護士は、事件の筋も大事だが、依頼者の筋も大事にしなくてはならないというのが、僕がいつも肝に命じていることだが、あらためて、そんなことを考えさせられた一件でもあるのだ。」