新国立競技場の整備でB案をデザインした建築家の伊東豊雄さん(74)が22日午後、
東京都渋谷区の事務所で取材に応じ、「基本理念では負けていない」と語り、悔しさをにじませた。

伊東さんは、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)と工期についてやりとりがあったことを明かした。
その上で、工期短縮で大差を付けられたことについて「疑問に思っている」と首をかしげた。

一方、A案については、白紙撤回された建築家ザハ・ハディド氏の案を下敷きにしていると指摘。
「表層は違うがスタンド部分はほとんど変わらない」とも述べた。

伊東さんは「われわれの案を取り入れてくれてもいいので、皆さんが満足するものを期待する」と強調した。
(2015/12/22-21:31)

http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0151222at75_p.jpg
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&;k=2015122200937

http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1450788120/


 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場を巡っては、これまで
「A案」と「B案」の2つの計画案が出されていました。22日午前、A案を採用することが決まりました。
見直し前のデザインを担当したイギリスの建築家、ザハ・ハディド氏は「我々のデザインに驚くほど
似ている」とコメントしました。

 ザハ氏は「発表されたデザインは、スタジアムや座席のレイアウトなどが、我々が2年かけて進めてきた案に
驚くほど似ている」というコメントを発表しました。
また、「我々がこれまでに提案し、否定されたコスト削減案のすべてが新しいコンペで採用されている」とも
記していて、白紙撤回されたプランで新競技場を建設できたと重ねて強調しました。また、
「知的財産権は我々にあることを強調しておく」としています。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20151222-00000013-ann-int
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1450756954/