I◆女性24人に暴行の男、求刑通り無期判決…大阪地裁◆

マンションに侵入して女性24人に暴行したなどとして、強盗強姦(ごうかん)などの罪に
問われた元大手建設会社「鹿島」社員、桑田秀延被告(37)の判決公判が5日、大阪地裁であった。
川合昌幸裁判長は「他に類を見いだし難い凶暴、悪質な犯行。被害者に癒やすことのできない
打撃を与えており、有期刑では罪を償えない」として、求刑通り、無期懲役を言い渡した。
判決によると、桑田被告は2002年3月から04年6月にかけて、大阪市内などの
マンションに侵入。女性24人を殴ったり、首を絞めたりして抵抗できないようにして暴行し、
さらに計約160万円を奪った。
川合裁判長は判決で、「起訴された24件のうち17件はわずか4か月間に繰り返しており、
凶悪な犯行は生活習慣のごとく行われていたと言っても過言ではない」などと述べた。
(2005年9月5日19時21分 読売新聞)