小5女児殺害事件で無期懲役を不服、被告控訴 福岡

福岡県豊前市で小学5年の女児を殺害したとして、殺人罪などに問われた土建業、内間利幸被告(47)が、1審福岡地裁小倉支部の無期懲役判決を不服とし、福岡高裁へ控訴したことが13日、同地裁支部への取材で分かった。控訴は12日付。

 3日の1審判決によると、内間被告は豊前市内で昨年1月31日、わいせつ目的で当時10歳の女児を誘拐。首を手で強く絞めて窒息死させ、遺体をバッグに入れて自宅に隠し、遺棄した。検察側は死刑を求刑しており、遺族は検察側へ控訴するよう求めている。