20年後の郁美へ〜続き〜


 パパの描いていた人生計画では子どもは女の子と男の子がいる予定だったけど、現実は女の子3人になりました。3人ともそれぞれ普通の子と比べても癖があり頭もちょっとお馬鹿?な感じがしないでもないけど、人様に迷惑をかけるような悪さをするでもなく3人とも至って素直に育ってくれてパパは非常に満足しています。君たちがどう思っているか分からないけど、パパは君たちがパパとママの子に生まれてきて、今まで20年間楽しい充実した日々を送らせてくれたこと感謝しています。ありがとう。

 20年後この手紙を開いた時、笑って話が出来る そんな状況であることを願ってこの手紙を書いています。(プリンタのインクはレーザーでも経年に弱いので、手書きしようかとは思ったけど、面倒くさいのでやはりパソコンで打つことにしました。)

 あぁ、そう言えば、郁美がこの手紙を開いた5年後(2039年)にアメリカのケネディ大統領暗殺の真実が公開されることになっています。(75年間は非公開となっている)
パパは恐らくその頃はまたケネディ暗殺関連の本を読み漁っているんじゃないかと思います。それも将来の楽しみの一つです。

それでは20年後 また 会いましょう。