0013名無しさん@一本勝ち
2024/03/13(水) 02:13:54.74ID:7ztOn1xy0348
>ところでナイハンチの型を動画で見るとなんか技を出す前に体をブルッと震わせているみたいなんですけど、
パッと思いつく限りでは、代表的なところで
まず東流谷派の谷長治郎
次に和道流の柳川昌弘
そんで松林流の新里勝彦
最後に隠されていた空手の桧恒源之助
そして現代のナイハンチ大好きな空手修行者多数
時系列的にはこんな感じの順番で世に現れてブルブルしていた
そのブルブルする身体操作を「ダブルツイスト」とか、単純に腰の切れとか、色々と呼称していたけど
最近ではアテファーとかカキエとかと同じく、何か古伝っぽくて沖縄独自の用語が望まれたのか
「ムチミ」(餅身)という名称で型オタ界隈に定着しつつある
で、古来そんなやり方でナイハンチをしてたかどうかだが、まあやってなかったろうね
ナイハンチの古い映像は実は結構残されてて船越、大塚、知花、あと島袋もだっけかな?
それらの昔の唐手家の動画や、その唐手家に教えてもらった高弟たちの古い白黒映像なども
残っているけど、それらのナイハンチを見ても、まあお世辞にもブルってはいないよね。
当然のことながら、船越とか摩文仁とか本部とかも著書でブルブルさせろとか言及してないし
別に映像や書籍だけではなく、現代の多くの弟子たちも基本的にやってない、ブルってるのは少数派。
例えばナイハンチで肘打ちをした後に下段払いを出すけど、それはどの流派でも会派でもやってる。
それは昔から伝えられてきた動作だからね。流派や会派やそれこそ沖縄や本土の垣根を越えて広まる。
じゃあブルブルは?というとお察し。アンチテーゼとして逆にあえてブルらないナイハンチを全面に
出して売りにしてた時代もあったよ例えば新垣御大とかね。まあ古伝でも何でもない後世の産物だよ。