【オカルト芸 骨法】
堀辺正史・著『「骨法」の秘密−自分のからだに奇跡を起こす!! ホネを直せば万病治る−新版』(こう書房)
より

P42
・■クラを刺激する方法
 これは今までの二つの方法とは異なり、生命力自体を強くしてしまう骨法特有の根本的な秘法である。
ある学者は
「うーん、骨法にはこの秘法があるからホンモノなんだ!と信用できるんだ!」
と、興奮しながら、ため息をつかれた。
 なぜ、その学者は肩までふるわせたのか?私が、ツルギノクラ、カガミノクラ、マガタマノクラの重要性を語ったからだ。

P164
・皇室の象徴が三種の神器(鏡・曲玉・剣)であることも、ごぞんじであろう。だが、身体機能の象徴が三種の神器だったことを知る人は少ないに違いない。
 すなわち、鏡はカガミノクラの象徴、曲玉はマガタマノクラのそれ、剣はツルギノクラのそれであったのだ。そしてカガミノクラとは眉と眉の間を、マガタマのクラは胸骨の下の凹んでいるところ(漢方でいう檀中というツボ)を、ツルギノクラはヘソの下のあたり(いわゆる丹田)をそれぞれ意味していた。
この三つの聖なるセンターを開発し、有機的に結合させあっている者が最高の人間=神に等しい者と、みなされていたわけである。

P165
・いいかえれば人体のクラとは、神々の霊と交流する肉体上のアンテナ・スイッチなのである。
そして全部で一○八あるクラのうち、最も大事なのがツルギノクラなのだ。

P172
・最後に、ツルギノクラを開発したら何がどうなるかについて、ポイントを列挙しよう。

(中略)

男性の場合、こう丸の意志支配も可能になる。つまり、不能や性欲過多とも無縁になり、自分の意志で性を支配できるようになるのである。