俺のようなヤングでも小島さんの音楽に対する主張はすごく共感できるんだよね。
秋元康のプロデュースする大量メンバーのグループが出てきてから日本の芸能音楽は本当に駄目になってしまった。
あんなに大勢メンバーがいるのに学芸会みたいにただ全員で同じ音程を歌っているだけ。
ハーモニーもへったくれもない。あの連中は本当にプロなのか。
英米もそうなんだけど、やはり日本の大衆音楽も全盛期は1970年代。あの時代のヒット曲・・・たとえば『太陽がくれた季節』とか
『ハチのムサシは死んだのさ』を聴くと完璧なハモリが美しくこれぞプロの音楽だと感心させられる。
秋元グループのアイドルを無作為に7人くらい選んで『ハチのムサシは死んだのさ』を歌わせたらセルスターズみたいに上手く歌えるのか?
3人選んで『太陽がくれた季節』を歌わせたら青い三角定規のように上手くハモれるのか?
無理だろう。もう日本の芸能は終わりだよ。俺はこれからもガロやかぐや姫を聞き続けるよ。