コンセプト派のトップのダンイノサントはブルース・リーの映画にも出て敵役やってるよ
アクションも様になってる
単純に、ダンイノサントの方が映画でアクションシーンを演じた実績があって有名

それに対してオリジナル派のトップのテッドウォンはただブルース・リーのプライベートレッスンをずっと受けてた金持ちのアジア人だからね

トップの器としてはオリジナル派の方が人が集まる器してるよ

なんだけど、ブルース・リーの死ぬ前に長く一緒にいたのがテッドウォンだから
「ジークンドーの最終進化系を俺は継承してる!」って言ってるのよ

具体的に言うと「ストレートリード」という技術で、これはオリジナル派にしか伝わってない

そして英語で「トラッピング」、中国語で「ジュンファングンフー」という、詠春拳由来のトレーニングも、後年は「これは実際の戦いには使えないんじゃないか?」とブルース・リーが言ってて、オリジナル派では練習してない
その一方でブルース・リーの後年を知らないダンイノサントのコンセプト派ではトラッピングを熱心に練習する

そういう微妙だけど重要な相違点、対立点があって、
双方が「あっちはニセモノでこっちがホンモノだ!」と言い張ってる状態

最近ブルース・リーの遺族が両派を集めて形式的な握手をしたけど、最終的な和解とはまだ言えない状態

アメリカではイップ・マンの映画がヒットして、またコンセプト派が息を吹き替えしてる