小手返しは要するところ、対手の体をいかに回転させるかが争点です。
潰すのでも側方、斜めへ崩すのでもありません(後者2法は足を継がれる)。
回転させる原理を用いる技として、287にて両手首持ちを挙げました。
両手首持ちの画像です。
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https://pbs.twimg.com/media/E_diW-SUUAIAAEI?format=jpg
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さてこちらの技を成立させる、純粋な回転はどのようにすれば体現出来るでしょう。
よく転換と云いますが、板状の物体が単純に軸まわりに回転するなら「歯止め」が利けば止まります。
よく巧く回れたように見えるのは偶然フィジカルで巻き込めているケースだったりします。
大東流の変更足でも、全身でなく足の軸が歯止めと近いため回らないです。

>>325
持ち手を上方へ外す手法として、時に有用な選択肢だと思います。上方へ外すのでそのままの流れで両手で持てば、小手返しの方向へ動きが生じてもくれますね。

>>326
こちらは持ち手を制する胸捕り小手返しとは別法ですね。ただ、空いた手を狙うバイパス的手法も確かに一策かなと。

>>327
画像は歯の向きが無い形状でして、画像で云えば歯が右側へ向いているのがノーマルな形状ですね。工具や包丁と同様です。

天行健さんは小手捻りのほうにフィットしている模様ですね。

>>328
オンラインにも稀少な学習者の方が存在していてくれるものですね。
拳の角度を変えないコンセプトは下名と一緒です(その意味では2ヶ条系よりも高度な世界と云えますね)。
時日、場の非公開性も当グループに似ています。

>>329
思い違いは瞬時に修正されるので、根本的に持続不可能ですね。
急所を攻めるのでは小手返しは掛かりません。
骨をねじるのも同様のカテゴリーです。