これも詳しくは、「ブルース・リー伝(マシュー・ポリー著)」に書いてあります。

テッド・ウォンだけが正当継承など、ありえません。スパーリングで実験台にされた約半年以外は、一緒に練習すらしていません。

実際は、テッド・ウォンは、ブルース・リーの死後に出版された本、"Tao of Jeet Kune Do"で何十年も勉強したと妻のクリナ・ウォンが、2011年発売の"Tao of Jeet Kune Do EXPANDED EDITION"に寄稿しています。

その"Tao of Jeet Kune Do EXPANDED EDITION"には、中村頼永氏が日本人としては唯一、3ページにわたって截拳道の「道」="TAO"について解説しております。

テッド・ウォンが弟子になる前から、師範代として指導にあたっていたダン・イノサントが、ブルース・リーの死後、夫人のリンダ・リーからジークンドーの指導を任されており、1989年からイノサントに師事し、1992年から日本で指導に当たっているのが中村頼永氏です。