ステップバックすればさえ突いて来てくれる、というよりもそうやってナイフスイングに対してお茶を濁している間に自動的に突きのターンが到来する。

とする発想ですね。

というのも、再度の言及になりますが、横払いや打ち下ろしのみの連撃は、筋負荷(モーメント)や反撃に対する心理などの面からそう易々とは持続しないからです。

逆に云えば一般的な徒手の弱点を熟知しているナイフファイターなら、とあるアクションのみで攻めて来ることになりますね(危機管理上の理由からディテールは伏せます)。

それはどんなに無軌道に動いているかのように見える暴漢でも、偶発的にでもしない動きです(万単位の動作を分析しての結論です)。

つまり構えとワン〜ツーアクションの時点である程度、戦力限界が絞れることにもなります。

>ナイフを投げつけてくるかも

スローイングナイフとその他の種類とでは物理特性も持ち方も扱い方も違うので、そこを未分化に済ませている対手はまず投げては来ません。

両使いのナイフは取り出して構えた瞬間に判りますし、本当に難敵は二刀流の片手スロー、もしくはコンビナイフのスタイルですね。

>合わせてナイフを奪うってのはほぼ無理

好い着眼だと思います。

とりあえず452・543・650などをベーシックな素養としたうえで、本来のナイフジャックは実を云うと状況別のカスタムメイドですらないです。

千変万化でなく簡単には、例えば左右の攻撃に対してワンサイドな一動作でマルチコンバートするようなデザインがなされているもの、とでもなるでしょうか。。

クリーンヒットしても切り込み辛い着衣用と素肌用の潤滑剤を瞬時に塗布するなども行ないますが、基本構想としてはワンストップな設計としています。