「松田優作については昔ヤングチャンピオンで、関係者の話を集めて漫画化した「風 奔る」が連載されていて、
彼の武勇伝がたくさん語られていたのだが、あまりにも松田優作への賛辞に満ちているので、強いのは認めるにしても
彼が一目置いていた人間は存在する筈だと心の底では感じていた。
するとこのコラム内で松田優作と互角以上に渡り合った人間が紹介されていた。
その人物は崔洋一。
 
崔洋一といえば、十数年前に別冊宝島シリ−ズから出た「闘う男」の中で、新宿ゴ−ルデン街で最も強かった人間として
若松光二、荒井晴彦とともに上位を独占していた人間である。
この人物なら・・・納得がいった私であった。」


ウイキペディア「長谷川和彦」より(2015年5月27日)
〈酒を飲んではあたりかまわず喧嘩を仕掛ける豪傑として知られ、助監督時代から監督よりも偉そうにしていたと言われ、
(略)新宿ゴールデン街のスナックで飲んで暴れて、窓ガラスを割り、冷蔵庫を床に転がし、足の踏み場も無いほど店を
破壊して、駆けつけた警官を殴り、四谷署でぐるぐる巻きにされて床に転がされていた、俳優でもツワモノに位置する
竜雷太と殴り合いで五分を張った、安岡力也ととっくみあいの喧嘩をした、作家のリチャード・ブローティガンを殴打して
鼻骨を折った、焼肉店で映画監督の崔洋一から殴られて怒鳴り合いになり
店にいたヤクザからうるさいと怒られると今度はそのヤクザに向かっていった、いる人誰にでも喧嘩を売って出入禁止と
なったなど、武闘派として多くの逸話を持つ。」