馬賊を夢見て大陸へ渡り、高名な武道家であった祖父(宗重遠)から指導を受けた宗道臣が、現地の武術家と交流する中で、当時廃寺の危機にあった嵩山少林寺を来訪。

当寺にて、古典的嵩山少林拳の技法修得者として、傳法の儀を終えたのが、当時大陸にいた日本人の宗であった。そして、古典的嵩山少林拳の正統継承者でもある宗道臣が、敗戦後に満洲から帰還して創始した武道が、少林寺拳法である。