小島一志先生名言集
「読者の方から融資と借金はどう違うんですかと質問を受けました。
お金を借りるという意味ではどちらも同じですが、普通は融資という言葉は事業者の借金について使います。
個人が友人や親戚から金を借りる場合に融資とは言わないでしょう。
僕のような企業経営者の場合は銀行から融資を受けて事業を継続していくわけです。
経営の知識がない人は借金なんてとんでもないと思うかもしれませんが、都銀から大口の融資を受けられるような
会社は経営が順調で、社会的に信用があるので良いことなのです。
駄目な会社の場合は経営者が自分で銀行に行って頭を下げて金を借りるのですが、順調な会社の場合は銀行側の
営業マンが会社にやってきて金を借りてくださいと頭を下げてくるのです。
僕の会社でも正伝がベストセラーになった時は都銀の営業マンが毎日のようにやってきて融資を申し出てくるので
塚本が断るのに一苦労してました」