自身も大学時代の4年と少々続けていましたが、未だに体得できた実感がありません。

ただ、町道場の先生方にご指導いただく出稽古の機会や他流派の稽古を見学する機会に恵まれたり、システマに関する知見やブラジリアン柔術の経験者との社会人交流等も催すことができたことが多少、後輩の指導の指針としてひとりで部の責任者を全うできた要因として大きいと感じます。

多様な動きを目にして、多少の手合わせ経験を積ませていただけたことから、不当な接触と筆跡の取得をされそうになった際の警察官相手に、入籍する前の現主人を飛燕で肉盾にすることにより過剰防衛にならずに済んだことがあり、本当に、合氣道を経験してよかったと感じます。現在でも打倒"遅いS^T"を目標に杖や木剣等を素振りしています。

最後に、自身がしたことで上達の一助になったと感じるものを思い付く限り投じておきます。

・関節の可動域(仕組み)を知るためにニュートンにあった人体工学のコラムや骨格標本を含む解剖学の本を読み込む
・身体感覚の言語的描写が流暢な先輩に受身を依頼する
・様々な先輩およびご縁があれば町道場の先生方にたくさん技をかけていただく(自身は体力が少い方ですが、どうしても体得した実感が欲しかったので自宅に帰る体力以外をリソースとして注いでいました。レポートや論文関係は意地ですね。だって座学の講義は頭と手先さえ動かせれば他の部分は休めますし…)
・月月火水木金筋のつもりで日々を過ごす
・後輩ができたら自身の身体感覚を自分なりの言葉繰り(言い回し)で可能な限り伝達する
・プロの整体師に施術を受ける(これは衝撃度が高いです)

少しでもお役に立てましたら幸いです。