当たり前じゃないんだな。
「規格統一」 イコール 「技の失伝、劣化」
っていうことが長くやっていると分かってくるからね。
だから支部の技を守ろうとしてる。
こういうのは一度変えちゃうとまず戻らない。
大先生の直弟子に教わった人たちも、これから減っていくだろうしね。

所謂本部道場スタイルっていうのは「本流」でも「真伝」でもなく
「本部派」という合気会の中にあるスタイルの一つでしかない。
けっして「亜流」だとか「偽物」とか言って貶してるわけじゃない。
例え「本部」って枕詞がついていても他のスタイルと同列だってこと。

だから審査は各支部の定める技で行い、免状は本部が出す。
こんなことは道主先生や本部師範の方達も承知していることなんだけどね。

抑も多くのスタイルの存在を本部が容認しているのが合気会の魅力でもある。


だけど部外者や始めたばかりの人はそういう事が分からない。