はねっ返るのもいい加減にしろ!!
おまえたち新参者が拠って在る極真会館を隆盛あらしめたのは添野であり芦原であり小島である。
彼等の骨惜しみない献身があればこそ極真空手はここまで規模をひろげることができた。
とくに気が合った小島君の功績は大で極真の展望について夜を徹して語り合ったのは
一度や二度ではなかった。
このことは動かせない。
そういった意味でも小島君は私にとって「極真カラテ二十八人目の侍」なのだ。
似た者同士で義兄弟に等しい小島君が私との交友エピソードを披歴したことを知って
心底より喜びが胸中に充ちかねるのを迎えかね欣喜した次第。

星条旗通りで師走の風を頬に感じつつ