>>592の続き「言い訳(案)」

私の対ナイフ体術についての過去の発言が誤解されているようなので説明致します。
まず、黒木代表と私の護身術に対する基本的な考えは、ほぼ同じであることを強調しておきます。
剣護身術の理論と私のSSR理論は部分的表面的に見れば違う点もありますが、根本は同じなのです。
(「それは愛があることです」などと共通なものを話してもいい。愛の代わりに「安全を願っていることです」でもいいだろう)

剣護身術の「護身術五段階理論」の「最終手段としての技」には、道具の技と素手の技が含まれています。
どれか一つだけでは不十分な場合があるので両方とも必要という考えです。つまり補完の関係にあるということです。
護身の場面には様々な状況が考えられますが、最悪の状況を想定すれば、当然、対ナイフ体術が必要となる場合もあるでしょう。
これは誰でも認める当たり前のことだと思います。
当然、私も同じ考えであり、対ナイフ体術を否定していたわけではないのです。

ただ、対ナイフ体術が難しいことは事実です。そして、それだけに頼ることは危険です。これも誰もが認める当たり前のことでしょう。
しかし、それだけで大丈夫と過信する人がいるおそれもあります。
そこで、注意喚起のため「その技は使えない」と発言していたものです。そのため一部の方の誤解を招いたのかもしれません。
対ナイフ体術そのものを否定する意図はなかったのです。その点が説明不足だったと反省しております。