>>463の続き
逃げるための方法にはいろいろあるが、その一つである走る練習について書いてみる。
走ることは逃げるための基礎だから、普段からある程度は走る練習をしておく必要がある。
特に普段走っていない人であれば、護身術の練習項目の中では最上位レベルにするべきだ。

走る練習の目的は逃げるためなので、ただ漫然と走るだけではなく、次のようなことにも注意した方がいいと思う。

ジョギングシューズだけでなく、革靴・長靴・スリッパなどで走ることにも慣れておく。
どんな履物でもある程度は走ることが出来た方がいいだろう。
鞄など荷物を持ったままで走れることにも慣れておく。

靴が脱げた場合や走りにくいので脱いだ場合を想定し、裸足や靴下で走る練習も必要だ(ケガに注意)。

練習は平坦な直線だけではなく、曲がりくねった起伏のある場所でもやるべきだ。

どのくらいの距離を走れるようになればいいかだが、陸上競技だと中距離走的な走りができることを目標にすればいいと思う。

元々速い人なら練習の必要はあまりないが、走りが苦手な人は少しでも速く長く走れるようにするべきだと思う。

逃げるためのペース配分は、最初に全速力レベルにした後、後ろを見て速度を下げながらしばらく走れるというものがいいだろう。
足がもつれて転んだり息切れして走れなくなったりするおそれがあるので、こういった特殊なペースの走り方に慣れておくことが必要だ。

外(道路)で走ることが出来ない(面倒な)人は、庭や屋内で「もも上げ」をすればいい。走るのと似たような効果があると思う。

動画や本では走って逃げるための練習法はほとんど見かけないので、大した内容ではないが代わりにアイデアを書いてみた。