よく言われている話だが、空手には伝書等文書が伝わらず日本本土の武術や中国のは伝わってるとか言うが、勘違いだなと思うのは伝書そのものは技の名前とかだけだからな。
基本口伝であり、自分なりにまとめたりする。
巻物が残る理由は技の数が多くて外部記憶として書き記さないと忘れてしまうから。
細かい伝書はまれにあるが自分が思ったこと気づいたことを一族が大事にとっておいたものがたまたま残っただけだ。

では、空手はというと文書という盗まれやすいものでなく、型に全てを残したわけだ。
言うなれば型を見てもわからないのは古語で書かれた伝書と同じで、師匠から読み方や技の内容、術を聞かなければというのと一緒だ。
言うなれば、型は技を継ぐ人だけが読めるものだ。

型はやるだけムダなのは受け継げない奴だけで受け継ぐものには大事な身体的伝書なのだ。