247 名無しさん@一本勝ち [sage] 2022/07/28(木) 12:18:13.49 ID:praBaIJF0
私の糖尿病生活  グレート義太夫さん 
https://www.club-dm.jp/voice/gidayu_2.html

まだ糖尿病性腎症で通院していたときは、糖尿病を甘く見ていました。
そのころには体からはっきりとしたサインが出ていました。
極度の疲労感と吐き気、貧血、息切れ、全身の吹き出物。
体から出るサインとして、もう尋常じゃないですよね。
それでもそのときは「まだ大丈夫だろう、まだ大丈夫だろう」って思っていました。
今となってはその頃の自分に「何を根拠にそう思ったんだ?」って聞いてみたいですね。

そしてとうとう2007年の8月、舞台が終わったあとに倒れてしまいました。
腎臓の機能を表す指標にクレアチニンというのがありますが、倒れる前に先生から
「これが8 (mg/dL) を超えたら人工透析が必要だ」と言われていました。
僕は糖尿病性腎症のとき、クレアチニンはずっと5 (mg/dL) だったんですけど、
そのときに先生の指示を良く守らなかったので、これがどんどん上がっていきました。
悪くなるスピードって、ものすごく速かったです。右肩上がりでね。
倒れたときに測ってもらったクレアチニンは11 (mg/dL) でした。
このとき、「明日から入院してください、人工透析です」って言われました。
昔と違って今はインターネットでいろいろ調べられるので、自分の身に何が起こったのか、
透析とはどういうことかをそこで改めて知りました。今だから言えますが、そうなる前に
先生の言うことをちゃんと聞いていれば、人工透析導入をもっと遅らせることができたと
思います。先生の指示を守っていなかったのでこんなことになってしまった。

まずは「先生の言うこと、ちゃんと聞いたほうがいいぞ!」って。
先生からは「これ以上病気が進むと、透析になってしまいますよ」って言われていたのに、
何の根拠もなく「まだ大丈夫」って思ってへらへらしていました。失敗しました。
透析まで進んでしまうと、自分ではどうにもできなくなってしまいます。
初めて糖尿病と言われたときも、透析導入になったときも、「あのときにちゃんと
治療しておけばよかった!」と、何年後かの自分がすごく後悔することになります。