>>83
競技の中にも何人かはいるよ
例えば元北斗旗の藤松選手なんかはモロそのタイプだった

ただこの手の技法って、理合が分からないと傍目には分かりにくいんだよね
観た感じ、殺気立ってスポーツ感覚があまりない、むしろ軍隊とか
警察上がりのでかいロシア人強豪選手とかに有効だったかな

まあお互い生きてるうちに頭使った方が得
まず、理を踏まえた上で繰り返しトライ&エラーしないと
間を制したり、相手を虚にしたりっていう非日常の感覚ってのは中々掴めない。
それに自身の既存の動きの中だけでフリーのスパーとかやって
偶然にそうした感覚を掴むのは天才的な才能でもない限り相当に難題となる。

なので、まず型で養う。 要するに型にたすけてもらうって訳。

「型が実戦の雛形ではない」と黒田氏が普段から説かれているのは
そういう意味合いも含めての事だし、加えて「人の身体は自分が思ってる程には
自在に動かせてない」というのなんかはすごいヒントくれてると思うよ。

なぜ一調子が大事か、なぜ動きの過程が消える(様に見える)かって、
全ての武術にも通じるくらいの重要事だし。