テイシェイラさんは負けてはいなかった
KOされるまでは互角の戦いだった
前手を差し出し慎重に間合いをはかるテイシェイラ
戦いが長引けばスタミナに定評があるテイシェイラ有利は明白だ
当時のルールでは掴んでの膝蹴りは1発まで
しかし相手は2発連続して膝を叩き込んでテイシェイラを倒した
こともあろうかイベントプロデューサーは「反則ギリギリです」と歯切れの悪いコメントで誤魔化した
競技の公正さも安全性も蔑ろにするカスワンらしい裁定と言える
当時の対戦相手は急激にバルクアップしており後年UFCに出場した際にステロイドの使用が発覚した
ナチュラルならグラウベ・フェイトーザに子ども扱いにされてKOされる2流選手だ