ちなみに、無門会や通背拳等だと、下から上に斜め回転で肩を回してから打つ練習をしていて、日本拳法とは逆回転になる
無門会は、水泳のクロールのようなフォームで打てと教えていた。
ロシアンフックも実は、この斜め回転を使った肩の使い方をしていて、ヒョードルは、スピードはさして速くなかったけど
肩の使い方は出来ていた
上からの斜め回転は、野球のオーバースローとの共通点が多く、上半身の動きの中で最もパワーが出しやすいと
アメリカで誰かの研究結果が発表された事もあるそうだ

日本拳法が上から下の回転にしてるのは、脇を締めるのにこだわっているのと、当てる瞬間に踏み込みを(振脚)併用したり
体全体でぶつかる様にして打ち込んでいく(関東系)等、他の体の使い方も併用するからじゃないかな
日本拳法は道場によって基本が違っていて、振脚単体で教えている所(肩の回転は使わない)、空手のように騎馬立ちに近いフォームで練習する所(主に関西系)、
脇を締めて直線的に打つだけだったり、自然体に近い平行立ちから瞬間的に突きを出したり(関西系)
棒をおへその下と壁に当てて突きを打つ事で、体の軸を意識して重心を拳に乗せる感覚をつかむとか(関東系)、
日本拳法は道場によって、練習方法がまちまちだよ