>>967
どす黒いコンプレックスやルサンチマンを抱えて成人し、空手バカ一代で若者のヒーローとしてスターになった。
巨大新興宗教の教祖の家に招待されたり、昭和を代表するプロ野球選手との繋がりもでき、手帳には著名人の電話番号がずらり。
一方で加齢に伴い実力が落ちることや、空手を事業として営むことの非生産性も痛感していた。
だからこそのAバトン開発だったが、夢は破れ体は病魔に蝕まれた。
幸福な人生ではなかったよね。
せめて周囲にもっと「普通に」接していれば、ストレスも少なくて済んだだろうに。