一言で、
合気にも段階があるんだと思います。
 
武田惣角は1904年に、
北辰一刀流の下江秀太郎と、
剣道の試合をし、
1‐0で勝っています。
 
しかし惣角が1860年生まれ、
当時43だったのに対し、
秀太郎は1848年生まれ、55歳と、
年齢的なハンデがありました。
 
秀太郎は1889年に、
神陰流の松崎浪四郎と対戦、
互いに打ち込めない緊迫の試合で、
0‐0の引き分けでした。
 
このカードは浪四郎が1833年生まれ、
後年とは真逆の年齢ハンデがあったのです。
 
公平に見て、惣角と浪四郎は横一線でしょう。
 
その浪四郎が1860年前後、
仏生寺弥助と対戦してます。
 
「上段参る」と宣言しての片手撃ちを、
一度も防げなかったそうです。
弥助は1830年生まれなので、
ハンデはありません。
 
まさに日本一、無敵の剣ですね・・・・