あんまり知られてないけど、極真が凄かったのは、強いとか弱いとかではなく
徹底した安全管理が行われていたことだ
組手をする時は必ず防具をつけさせる
もしもサポーターやグローブを忘れてきたら誰かに借りる
借りられなければ茶帯だろうか黒帯だろうが見学
これが徹底していた
思うに、こういう安全管理に意識が向くのは大山や松井が外国人だからだと思う
日本に住んでる日本人だと、まったく意識できない概念
例えば健康保険制度だ
在日韓国朝鮮人でも加入は出来るけど、当時の彼らの大半は
サラリーマンでは無くフリーターや自営業なので国保
国保は高いから保険料未払いで保険証を停止されてることも珍しくないだろう
また仕事も事務仕事ではなく運輸運送建築土木流通販売飲食風俗みたいな肉体労働がメイン
例えば練習で怪我しても、我々のような日本人のサラリーマンなら
座り仕事、事務仕事でパソコンカタカタだから問題は無い
しかし彼らはそうはいかない、突指や捻挫程度でも仕事に支障をきたす
即ち怪我なんか絶対に出来ない環境にある
当然、安全管理に対する意識は高かくなるのだ