古事記の「国譲りの神話」も相撲のルーツとされる
高天原から来たタケミカヅチに、出雲のタケミナカタが力比べを挑んで投げ飛ばされる、という話

これも別に相撲とは書いてない
手をつかむ描写があるからこれが「手乞」とかいうもので、相撲だの古流柔術の源流だという話になる
だけど素直に読めば本当にただの膂力の競い合いで、組合ったわけでもない
投げる描写も腕をつかんで放り投げるというもので、技というより膂力の強さの誇張表現に見える
これを一個の完成された武術のように見て源流とするのは、詐称とまでは言わないけど確かに強引な気がする