>>104
技というのは、出来ない人間にとっては高度と感じる物だろうが、出来る人間にとっては普通の技の一つになる。
私にとっては、流し突きよりも荒賀龍太郎の刻み突きの方が余程高度と感じる。
とてもではないが、彼の刻みを真似できる気がしない。
形だけは真似できるだろうが、どれだけやっても早さも間合いもまるで及ばない紛い物の技になるだけだろう。

もしも荒賀が流し突きを高度な技法と感じているのならば、少なくともその技法に関しては
私がかの天才児よりも一歩先にいるという事になるのだろう。
そう考えるとある種の優越感も少しだけ感じるが、彼がもしも本気で流し突きを取得するつもりになれば、
私が10年かけた技もものの数ヶ月(数週間か?)で身につけてしまうだろうなとも思う。