合気って言葉自体は江戸時代の起倒流柔術にも一刀流剣術にもある。
開祖が考える合気と大東流合気も違う。
大東流の佐川先生が開祖に座技呼吸法を仕掛けたが開祖は大東流の合気上げをしなかったので返せなかった。佐川先生は三回目くらいに動いてやったと。
ただこのことで大東流とは違う植芝流の看板を掲げることが出来た。
私が思うに開祖が考える「氣」とはテクニックではなくて
自然エネルギー的なあと精神哲学的な気功法的な「氣」だと思うのね。
開祖が古事記やら日本神話から紐解いたのは日本人のルーツから脈々と続く神と日本人と過去現在未来宇宙自然との関係。
高天原、天の浮船、黄泉の国。神の子孫である天皇家。
日本人のメンタリティを繋ぎ合わせた合気道とは哲学のような気がする。