>>157
いくつか前提を説明するのを省いたから伝わらなかったと思うから反省
まず空手の型や中拳の套路はいくつか例外はあるけどその殆どが既に相手に掴まれた或いは接触してる状態を想定した所から始まってる点
ナイハンチの波返しを相手の足払いを避けた技って限定してるのは相手に手首掴まれて引かれながら足払いを掛けられた時にそれを避けながら間合いを詰める技法なのが本家の古流柔術の用法でそうだからだよ
元々この技は日本剣術の技で相手の下段を避けて間合いを詰めて打ち込む為のものでそれを応用して柔術にそして後から古流唐手に取り入れられた経緯があるの
本部さんや船越さんの前の唐手は「突くも蹴るも唐手の内」と言われたように組打ちや固め締めぶちかましなど総合的な武術だった
でも講道館に世話になる船越さんは柔道に遠慮して組技を無くしてしまうし打撃大好きな本部さんはことさら突き技重視に偏らせた経緯がある(だから本部さんの著書は私の唐手術と私を強調している)
波返しが出来るとノーモーションの横蹴りが出来るのは否定しないけどもっと効率的に間合いを詰めてぶちかましを当てれる方を重視すべきだよ
一つの動作から新しい発見があるのは良い事だと勘違いしがちだけどそれで本来の意味置き去りにしたら本末転倒だ