>>98
実戦では伝統派系の空手(協会含む)のように、遠目の距離からの突きは滅多に無い。
蹴りでは更に近い間合いでしか当れられないし、効かない。
そもそも松濤館系の「首里手」は、中国の「北拳」の影響を強く受けており、騎馬戦での
素手になってしまった時の戦い、また騎馬から落馬した時の地上戦での闘い(双方武具
を着用している想定)から遠目の間合いを説いている。
よって「実戦」を普通の「街場での素手の喧嘩」と無理くり想定した場合、伝統派系の
空手だろうが、コンタクト系の空手であろうが比較は無理(難しい)。
勿論、素人に較べれば全然その打撃基礎能力や応用力において、優位であるだろうが
「街場の喧嘩」で一番ものを言うのは「肩に力を入れない」「緊張で筋肉が固まらない」
つまり無用に脈拍が上がらない「胆力」を持っている者に分が有ります。