春充はそれまでが噓のように衰弱して終戦の10年後に死んでる
息子も亡くしてるしある意味戦争の犠牲者だけど
自らが誇ってた強健と比べてナイーブ過ぎるとも言えないかな
もっと悲惨な境遇の人でも戦後は前向きに生きてる人もたくさんいる
特に銃後の妻たちの逞しさなんて、それこそ強健な精神の持ち主たちだと思う
なんか日本の明治から昭和の誇大妄想化した時とそのメッキが剥がれた
流れを象徴した、時代の影響を受け過ぎただけの人のように感じる