>>667
夏目漱石『道草』
 健三が遠い所から帰って来て駒込の奥に世帯を持ったのは東京を出てから何年目になるだろう。
彼は故郷の土を踏む珍らしさのうちに一種の淋し味さえ感じた。


「淋し味」の「み」な。
日本語の動詞に「味」をつけると「◯◯な気分」という単語を構成する。
高校の時に現代国語の授業寝てたんか?