>>801 
柔道だけでは満足しなかったのだろう。
ある武道の実力者が他の武道を学ぶ理由は向上心だと思う。
特定の分野で上達した場合、それで満足して終わる人がいる。
その分野でさらなる上達を求める人がいる。
そして、ほかの分野を学ぶ人もいるだろう。自分に不足しているものを習得するためだ。

例えば、空手が強くても柔道はできない。柔道が強くても剣道はできない。できるようになるためには学ぶしかないのだ。

八光流が柔道より強いとか優れていると思ったから村井顕八は入門したのではないはずだ。
柔道にはない技があるからそれを学ぶために入門したのだと思う。
柔道のトップレベルの実力者であったのに他武道を学ぶ姿勢は尊敬に値するのではないか。

合気をマスターした人で、後から柔道や空手などを学び、それに合気を応用して成功した人はどのくらいいるのだろうか。