>>103
ということは江上らがやってた自由組手というのは表向きの練習体系には入ってない
個別的な自主研究だったということになるのかな
確かに松涛館の空手は「空手に試合はない」との理念を貫き通し現在に至るまで
自由組手を取り入れていない

空手を根本から見直し深遠なる哲学を持っていた江上は組手においても
非凡な才能を発揮したのかも知れない
しかし、そんなマイナーな練習をやってたというだけではその具体的な
実力に関してどこまで説得力があるのか分からないね
特に自由組手の精度では公式にそれを取り入れ発展させている集団とは
比較すべくもないだろう

江上がどの程度の技量を持っていたのか?眉唾な神話やエピソードで
誤魔化されがちだが
そもそも、当時の空手道における指導者としての権威というものは競技者としての
完成度やそこで残した記録などではないことだけは事実だ