というか、そういった話を老師達から聞かされなかったのか?
そちらの方が不思議なのだが?

李書文公に恨みを買って毒殺されたという逸話があり、
(真実かどうかは置いといて)以降一門は
外へ招かれての食事に気をつけろと言われる処もあると聞くが

武徳を守れと言われるのは、倫理上己問題だけではなく、
なるべく恨まれないようにして自らの命の危険を減らすのも武術を学ぶ者の
現実問題上の心掛けであるということ。

秘伝を守り外に漏らさないというのは、そうした心掛けのひとつでしかないのだが
本当にそうした事が解らないのなら、そちらの方が真に疑問だ。