基礎の素振りに関して基礎的な補記
ゴルフスウィングにスウィングプレーン(クラブの軌道平面)という概念があるのだけど
わりあい初学系の人が誤認するのがこのスウィングプレーンを鉛直な
立円とイメージしてしまっているというもの。

腕は体から斜めにせり出し
クラブ(シャフト)はその腕(手)沿いに(体から)斜めにボールへ延伸するのだから
スウィングプレーンもまあそれは斜円を描くのだけど(厳密にはシャフトプレーンとスウィングプレーンにも角度はつくもここは省く)
無理に立円で振ろうとする余り
体の斜転とデカップリング(非共鳴)し結果手打ちのできあがり。斜円で直進を生みだすといった日常にない力学のためか当初はもう大概まちがう。

同じ事情がこちらのかぶり受けの太刀筋にも相当して
振り上げ時点で本来切っ先は若干左
自ずと斬り落としも斜円の太刀筋を描くのに
どうも正面素振りの印象に牽引されてか早くに手で立円へ軌道修正(修悪)してしまい
これも望みと逆に太刀(モーメント)に抗い手斬りが示現することになる。

(この)素振りはあくまで
別に左袈裟に斬り下ろすとかでなく
斜円なりに斜めに(正面まで)斬り下ろす。普段しっくり来なければそれは脱力やら何かの問題というかむしろ認識の問題。

日常力学系でないから仕方がないし
ウェブ上基礎的な言及がないことからも自明な通り実は中的な位の人でも理解が覚束なかったりしているから是非もなし。

>>718素振りと
そして四心流の話しだねえ。不満の向きあらば>>695及びその一つの以前の(私の)四心流設問にまずは回答でもどうぞ。

>>725推しというとタックルがてらにだけど
力士の推し力(いわゆる相撲力の一部)にもトリックがないでないんだよね。ここに気づくと彼らや推しメン(推し自慢の一般人)の構造的欠陥が衝けなくも。