スイス武壇の責任者であるエリックが(こいつは空手も五段か六段)、
同じスイスの誼でアンディ・フグをウチの先生に紹介したとき、
先生も私も「しめたっ!」と思った(笑

先生にしてみりゃ
「こいつにキチンと教えたら我々の流派は世界的に有名になるかもしれないじゃん?」
てのがホンネやったやろうな。
アンディに対しては
「欲しいもの(習いたいもの)があればなんでも言いなさい。私はプロだからなんでも教えてやろう」
てな感じやったそうな。

まだアンディは現役やったから、そうそう忘塵門の修業に没頭する時間的余裕がなかったんやが、
先生は将来的には自分の後継者の一人として育てたいって気持ちがあったらしい。

で、アンディが我が門の「広告塔」になってくれりゃ私も有名になるよな?なんせ「大師兄」なんやから(笑

ところがご存知のように彼は突然この世からグッドバイしてしもた。
あのときは先生も私もがっかりしたよ。