ブログ「押して忍ぶ武の道.club」 の続き

行かなくなった
それでも8ヶ月ほどは通いました。
片道バイクで1時間半掛けて。
驚いたのは、その本の影響で名古屋から通ってくる人もいたことです。
やはり武道家たるもの本物を身に付けたいと思います。
しかし、組む先輩門人のレベル(精神)が低い人が多かったのと、先生や門人たちが他の人や流派をけ なすことが嫌になってしまい、だんだんと足が遠のいてしまいました。
私は先生全員に手を取らせて頂きましたが、残念ながら「合気」というものを実感出来ませんでした。
語弊があってはいけませんが、私に合気を掛けてくれているのに私が気づかなかったのかもしれませ ん。
「身体の力を抜かれる、自在に操られる」という感覚は味わうことは出来ませんでした。
もし未だに10年以上通っていたも「合気」を感じれるようになっていたかは分かりません。
とにかく、本に書いてあったような衝撃的なことは体感できなかったというのが私の感想です。
正直電車でも1時間半かかりましたから、しんどかったと言えばその通りです。
しかし、それ以上の続けられない理由があった訳です。
人の悪口を言っている先生は尊敬できなかったんです。
それが大きな要因です。
そして結局、自分の好きな空手を、自宅からも30分で行けるカラテを再開することにしました。
再びカラテを始めると、「やっぱり私はこっちが好き」ということが理解することが出来ました。
仕事もそうですが、何をやるにしても「組む人」を自分が好きになれるかどうかだと思います。
本物は自分で見つけたいものですね。