ブログ「押して忍ぶ武の道.club」 の続き

それは突然起こった
二ヶ月目、月謝を持っていきます。
入門した時は何も言われなかったので同じ形式で渡そうとすると、「何をやっているんだ︕作法を知ら ないのか︖だから〜曜日に入った人間はダメなんだ︕」と言われ「︖︖︖」となる私。
「何も知らない入門したばかりの人間に対して言う台詞か︕」と先輩門人や習いたかった先生にたいし て幻滅したのを覚えています。
それからしばらくして全体像が見えて来たのですが、要するに先代の先生が亡くなってからもそのまま 古い弟子の先生達が引き続き稽古を受け持っていたのですが、指導している先生同士が仲が良くないの です。
だから、どの先生もましてや門人たちもが何曜日に入門したのか︖と聞いてくる訳です。
基本的には「入門した曜日の先生の弟子」ということなのです︕
だから門人たちは1週間自分の先生の稽古しか道場には来ないんですね。
ある時先生が「シキタリを教えてあげなさい」と先輩に言われ、私の教育係と言ったら大袈裟ですが ルールみたいなものを教えてくれました。
私は何も知らないので、「他の曜日に出てはいけないのですか︖」と聞いたところ、「出ても問題無い けど、そんな門人はいないよ︕」ということでした。
その先輩にも私は結構ディスられましたけどね。