武壇5ちゃんねる分壇4
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>>378
自分も正直初心者とあまり変わらないですが、無意識に何か出るようにはしています
知りたいのは他門派の基礎練習ですね
いくら凄い技法あっても自身がへなちょこだとせっかくの技が泣くので、だったら掤勁(って言ったかな?)とか色々な基礎力を他門派はどのように身に付けるか興味ありまして
歴史やら何やらはぶっちゃけ自分の師匠が日本語あまり通じないのでなに言ってるかほぼ分かってません(笑) >>379
もともと15歳くらいから中国武術志向だったんですが、そういうのを学ぶ機会の無いまま成人してしまい、せめて何か近いものを…と始めたのが合気道です。
その後いろいろありまして、合気道と関わる時間が最も長い…今も切れている訳ではないのですが、赤國先生と御一門の方に、時々八極拳とか教えてもらってます。
「あんたの歳から本格的な八極拳は無理や…身体が保たん。」と赤國先生には言われているので、マイペースにぼちぼちと取り組んでる感じですね。 >>381
なるほどそうだったんですね
中国武術と合気道は併習する人も多いですね >>380
>知りたいのは他門派の基礎練習ですね(中略)色々な基礎力を他門派はどのように身に付けるか興味ありまして
私も随分前に劈掛の基本について聞きましたが…どうやら、そういう質問に答えてもろくな結果にならなかったようで。
各門派の大事な部分でしょうし、実際に見せたりやってみたりしないと解らないだろうし…と考えて、それ以上は私も聞きませんでした。
ちなみに関西の方ですか? あー、やっぱりそうなっちゃいますかー……
ですと自分の場合、一番親しんだ三体式と三才歩、五行拳で練るのが一番ですかね
千里の道も一歩からと言いますし地道に頑張ります
どちらかというと自分は東の方ですねー 八卦掌の走圏はいかなる系統でも行うし、八卦掌の八卦掌たる代表的な訓練法であり八卦掌の特徴といえる。
走圏訓練の目的は要するに「扣歩」と「擺歩」を自在に・・・無意識のうちに行えるようにすることがまず第一。
この二つの歩法は身体の中心つまり体幹から力を出す八卦掌の勁道の根幹となるもので、八極拳における「闖歩」「堤籠換歩」と同様の位置づけになる。 ただし漫然と円周上を歩くだけではそれだけでは扣擺歩の訓練にはならない。
実際に功力のある扣擺歩を練るには走圏の前に「三角歩」「四角歩」を修練する必要があるし、小開門にも扣擺歩の修練が含まれている。
これらはいわゆる「仙腸関節」を調整する効果がある。仙腸関節は脊椎全体のバランスを整える作用があるとされているから、
仙腸関節が安定することで身体全体のバランスが安定し「中心軸」が定まるということになるわけ。
見た目の方法は異なるが八極拳や太極拳の基本功も目的は同じや。 待ってました
堤籠換歩って思いっきり扣擺歩じゃないかと思いますね これらの基礎訓練を経てから走圏を行うわけやが、「趟泥歩」「平起平落」は基礎訓練で培った仙腸関節の安定性をさらに強化するためのもの。
さらには八極拳における「活歩」「滑歩」の功を養成する目的がある。
八卦掌では八極拳のような激しい震脚動作はふつう行わないが、相手の内懐に素早く入り込む歩法を体得しなければならないことは同じやから、
その訓練として円周上を歩く・・・というよりほとんど走る練習をする。
実際の走圏のスピードはふつうに歩くのに比べて相当に早い。
しかしこれとてむやみに走ればいいのではなく、あくまでも中心軸がしっかりした姿勢を保っていなければ意味がない。 >>381
八極拳に限らず
本格的にやって高齢者にきつくない武壇武術ってあるのかな
超低架の訓練やりたがるし足腰や体幹の強靭さと柔軟さを要求する
ああ体当たりのような対打は他は少ないかもしれないな >>387
八極拳では堤籠換歩において沈墜勁を練ることで仙腸関節の調整・安定を行う。
陳氏太極拳でも最初の金剛搗碓が太極拳のαにしてωと言われるのは同様の理由やろう。
八卦掌の場合根本原理は同じでも、これらの拳法とはやや異なる方法で基本功を培うわけや。 >>389
八極拳とか武壇とかに限らずどんなスポーツでも・・・たとえば柔道やテニスやスキーでも本格的にやろうと思えば高齢者にはキツくなるのは当然。
しかしだからといって絶対できないというわけではない。
だいたい近頃じゃ高齢者ったってそこらへんの若いヤツよりよほど元気で体力のある人は多いし、
加齢による肉体的な衰えは誰しも避けられないが、よほどの病人とか障害者とかでない限り、
無理のないペースで練習すればそれなりの成果はあがると思う。
正直いまの若い連中は根性・・・というより根気がないのが多いからな。
その点50代60代といった人たちには真面目で熱心に取り組む人が多いように感じる。
私もすでにシニア世代に片脚突っ込んでるし、これからはむしろ中高年相手に八極拳や八卦掌を教えようかと思ってる(笑 (^q^)ヨダレーにして(´・ω・`)ショボンヌ
にしか見えんな。 こういった歩法の訓練は拳宗十二字訣↓
http://s-t.jp/blog/essence-and-practice-the-course-of-the-bagua/
の1/3にすぎず、併せて手法と身法を訓練する必要がある。
しかし歩法の基本が不十分では手法・身法の練功が完全にはこなせないし、手法・身法を十分に練れば歩法の功力も増す。
拳宗十二字訣を同時に訓練するために小開門や八卦腿を練習するわけや。
さらに手法・身法にはまるでヨガやゴッチ・トレーニングのような特殊な練功法が無数にあり、
これらの訓練によって完全に八卦掌の身体に作り替えてしまう必要がある。
そうしてようやく一般にいう八卦掌の套路・・・八母掌とか遊身掌とか変化掌とかを始めることができる。
基本功を省略して套路をいくらやっても、それは踊りであって武術としての八卦掌にはならない。
つか踊りなんていうてはその道の人たちに失礼やな。
バレエでもダンスでも、踊るという練習を始める前にいったいどれだけの基礎トレーニングを積んどるねん?
下手すりゃ八卦掌や八極拳の基本功なんかよりはるかに厳しいんとちゃうの? 本日の練習終わりまして、戻ってきました。
>>384
>どちらかというと自分は東の方ですねー
そうですか。関西なら赤國先生の気が向けば練習もあり得るのかなあ、とか思ったのですが。
>>389
>本格的にやって高齢者にきつくない武壇武術ってあるのかな
まあ、武壇に限らず…て、もう赤國先生が書いてますね。
幸か不幸か、それでクサるタイプでもないので。
出来ない自分が一進一退するのを楽しみながら練習してますよ。 >>393
前から思ってましたけど
このサイトって女性向けカンフーフィットネスらしからぬ本格的なこと書いてますよね >>395
どの文章も本からの転載や。本格的なのはあたりまえ。
たぶんサイト主はカンフーオタクなんやろうな(笑 >>396
なるほど
確かに(良い意味で)オタク臭は感じますが・・・
よっぽど本格的な伝統武術を習えるかな、とも
これは嫌味でもその逆でもなく実際を知らないので何とも言えません 劉雲樵は
「現代ではただ形意拳とか八卦掌とか名のつくものを漫然とやって満足している人が多い」
などと批評してる。
八極拳は基礎訓練自体が厳しいから練習についていけないヤツは脱落するが、
いわゆる「内家拳」の場合はへぬるい練習でもそれなりのカタチに見えるようになるから
基本功をスルーして華美な形、珍しい套路をやりたがる人が多いってことやろう。
まさに「花拳繍腿」やないの? 私の知ってる男でけっこう形意拳が「上手い」のがおる。
形を見る限りでは私なんかよりはるかに上手や。
ただ一度三体式で構えているところをポンッと手を払い打ったらたちまち「痛ぅ〜!」(笑
見た目はキレイでも構えるときの指や手の力の入れかたも知らんかったわけやな。
「そんなんじゃ相手の突きを受け流すどころかたちまち突き指するぞ!」と言うたらキョトンとしてた。
これは八卦掌でも同じや。いくら上手に形ができても、攻撃を受けたはずの手がその衝撃で壊れてしまってはどうにもならん。
「雷公」なんかはそんな感じやったんやろう。
なにも鉄砂掌で鍛えんでも、キチンと基本を積んだ人なら構えた手指に気が充実してるから、多少強い衝撃にも耐えられるってことや。
こういう人は手で受けてるのではなく「全身」で受けてるからな。 前にもうpしたと思うけど、プロレスですら・・・いやむしろプロレスだからこそ、身体の隅々の細部にまで十分に注意を払わなければたちまち大怪我する。
ただ無茶苦茶にシゴいてるのではなく、ちゃんとそういった基本や原理を徹底的に説明してたからこそ多くの名レスラーを育てられたのだろう。
山本小鉄 鬼軍曹
https://www.youtube.com/watch?v=tRUKvHJqxyY
https://www.youtube.com/watch?v=EJffwMPnPtY >>371
>将来的に表演武術の方が成長していって、伝統的な武術は隅に追いやられそうな気はしますが。
それな(´・ω・`) >>402
動画などで見る套路の練習を行う以前に、下手すりゃ八極拳や空手よりもキツい基礎訓練がある。
たとえば我々のところの八卦掌では自然体で立った姿勢から両手をあげ、上体を後ろに反らして、
ヨガの「アーチのポーズ」↓
https://aloe.style/wp-content/uploads/2017/06/shutterstock-488817397.jpg
のような格好になり、さらにここからまた上体を起こしてもとの姿勢に戻る・・・なんて練功をやる。 形意拳の三体式にしても、スイス人の学生なんか両手に3kgのダンベルを持ち、
その状態で5分も10分も腕を動かさず立ってるんや。
三体式から劈拳や崩拳に移行したらまたダンベルを持ったまま数分静止・・・
私は柔道時代や空手時代にロードワークもウエイトも補強も巻き藁もやったが、
そういうのに比べてもかなりしんどい。
ただ形意拳や八卦掌の形を繰り返すだけでは内家拳としては完成しないのが現実やな。 こんなんもそうやな↓
https://youtu.be/clgG8HkJELw?t=753
「平時多流汗、戦時少流血。」(笑
本当の放鬆を体得しようと思ったら練習後は箸すら持てんほど身体を虐める必要がある。 >>405
ローキックで内家拳の人は全滅なんだよな 動画を軽く見たところ、あっちでは縮回の練功を分解して教えてるんですね
あと槍がほとんどしなってないのが少し気になったけど、うち以外だとそんなものなのかな やっぱりブリッジが必要ですか…東京練習の時に、そうなるような気はしましたが。orz >>410
とにかく強い背筋力が要る。ウチの先生なんてバケモノみたいや。
年とってからブリッジワークはちとしんどいが、背筋のトレーニングは大事やな。
ただバーベルやマシーンを使うのは身体を壊しやすい。
こういうのがええんとちゃう?↓
https://www.youtube.com/watch?v=RniVvVfUv2k >>411
なるほど。
練習してみます。
ありがとうございます。 背筋が弱いといくら套路を練習しても正確な立身中正が保てず、震脚でも完全な重心の沈下・凝集ができない。
だから本来なら套路の練習を始める前にそこそこの背筋トレをやっておくべきなんや。
ただ套路が正確な姿勢・動作で行えるようになればわざわざ筋トレなんかせんでも、
套路練習そのもので背筋力を向上させることができる。
これはファースト武壇スレから繰り返し言うてきたこと。
カンフーは勁を用いるのであって力を用いるのではないが、身体を支える最低限の力がないことには勁を打ち出すことはできない。 前にも書いたが、カンフーを志す人はヘンテコな「カンフー入門」なんか読むより、
むしろこっちを読んでいくつか自分に合ったトレーニングを実行すべきやな↓
ゴッチ式トレーニング
http://www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7753-1531-6-2/ ふつうにジムでトレーニングした方が早いし効率よく安全だよ
自己流でやるからいけないのはカンフーもトレーニングも同じ 個人的には鉄牛耕地を数セットに分けて200回くらいこなしてプロテイン飲んでたら体幹が1・3〜4倍くらい太くなり発力が明らかに増して 斜め後方や後ろの相手も軽く弾けるくらいにはなりましたが
足首膝を痛めやすくなり 基本の型や立ち方の重要性を改めて感じました。
形意拳の強い打撃に自分が耐えるために、身体作りの為の逆立ち特殊練功があると聞きましたが赤国さんはご存知ですか? 腕立て伏せ200回以上こなせるならバーベルやるか加重してディップスやるのも増やすとよろしいかと 壁にもたれて逆立ち腕立てか懸垂でもした方がマシだろう 鉄牛耕地は、ケイドウを塞ぐからやったらダメと、チン受精先生が言っていたし…デカパン先生もちゃんと決まったやり方でやるんダヨーン と言ってた気がする。 拙力を使わずに腕立て伏せをやるのはちょっと難しい気もしますね
何かコツとかやり方があるんでしょうか >>414
ゴッチ式を立ち読みしたけど
やっぱりレスリングなんだよなあと思ったのは
ブリッジを根幹に添えていること
今流行の体幹トレーニングにはあそこまでブリッジ重要視されてないし種類もない 鉄牛耕地で調べるといろいろ動画が出てきますね
ていうか腹筋ローラーとかもある種そう? 自分はジム通う金もないのと生活時間帯と仕事の関係で深夜くらいしか練習できないので家でできる自重中心にやってます
腹筋ローラーは腹筋によく効くけど全身つながる感覚は薄いかな(意識ややり方にもよるかも)
システマの特殊なバリエーション溢れる腕立ても上記の動画に似てますよね
しかし膝とか壊しそうなトレーニング動画だなあ
ゴッチは一般人には大胸筋効かすなら腕立て300回とかやらないで一回一回ゆっくり負荷かけろ・地面すれすれまで落として静止状態で100数えろとか スクワットより背中壁に付けた空気椅子とか勧めてたらしいですね(体壊さないように) >>426
腹筋ローラーは重心移動する感覚でやれば繋がりそうな気もしますがどうなんでしょう
ダックウォークなんかはかなり膝が危険というか
如何に膝に負荷を掛けないようにしするかが重要でしょうね >>428
腹筋ローラーはつま先立ちで20回以上できるようになりましたが、僕にとっては負荷がかかり過ぎて回数こなせず とても重心移動とか考えたり体を練り込むような余裕はない感じです
あくまで初心者の僕の感想です。 でも言われてみればヒンズープッシュアップ的な動作とも確かに違うかもしれませんね
腹筋ローラーは >>429
そんだけ出来れば相当だと思いますが
自分の場合は腹筋に効かせるというより重心移動をとにかく意識してやってます
まあ邪道かな・・・ コシティとかもやってみたいですね 手首含めて前腕がメッチャ鍛えられそうなので
上にもバーベルもって三体式の鍛錬とか紹介されてましたがホントは槍や棒をしごいた
り武器術をやり込むのが一番なのでしょうけど
現代日本で武器振り回してたら昼夜問わずお巡りさんに捕まりそうなのでw >>419
腕立て伏せを錬功のメインにすえたのがシステマではないかと思う
ストライクの基本功といってもいいかと 合気柔術の佐川幸義先生も10数種類の腕立てを行なっていて合気の身体を練っていたとか・・
80近くなっても百数十回軽々行ったとか(しかも医者が往診に来てちょっと触診しずらくて心拍数を上げてくれと言われて)
腕立ては色々研究する必要があるかもですね そして中国拳法の下腿訓練
レスリングのブリッジによる体幹訓練
システマの腕立て伏せによる四つの肩関節の訓練
それを全部練習してもアンバランスになって弱くなるだけ
統合システムろ中心となる思想哲学がないと 南拳と北拳でも同じ老師に習えば別に問題ないし
北拳同士や同門でもならっておかしくなるのはそこにある
違う老師の技術や門派や技術を統合できるのは一部の天才のみ こういう日はアホみたいにヒマか、地獄のように忙しいか・・・博打やな。 大川隆法氏、アクション全開で「アチョー!」 ブルース・リー「霊言本」の衝撃部分
https://www.j-cast.com/2017/12/05315760.html?p=all
> さらに同書の中では、リー氏を降霊させた大川氏が空に向けてキックやパンチを繰り出したり、椅子から立ち上がって突如スクワットを始めたり、「裸は美しいんだよ」と呟きながらジャケットを脱ごうとしたり――などの行動を取るシーンもあった。
> 「大川隆法はカンフー・マスターだから......。彼と戦うために来た。ハッ!グランド・マスター・チャンピオンと」(原文ママ) >>440
リアルタイムでブルース・リーの衝撃を受けた世代でしょうからねえ…。(笑)
ギャグとして楽しむのが正解なのでしょうが、コアなファンには笑いですまないようですね。 ムハンマドの霊言を出版する大川隆法に怖いものなど無い ある意味世界最強、絶対無敵かもな?李書文の霊言とかやってくれんかな?(笑 李書文という御人、伝説はいろいろあるものの、よく解らないです。
「武術」誌では日本の調査団が入るまでお墓が特定されてなかった(あれも推定でしたっけ?)し、人柄の話もマチマチだったような。 マイク・タイソンが頭殴ったらニの打ちは要らないだろうな ('ε')向こうの墓って土が盛ってるだけ、どうやってリショブンと判別がついたん?? ('ε')リショブンの村を訪れて墓拝んでいたら、長老らしきひとがでてきた。
「リショブンの墓はそっちだ」と指を指した。
これ絶対違う人の墓の骨やろwwwwww ウチの先生も「李書文は歴史上の人物」て言うてたからなあ。
織田信長や西郷隆盛が実際にはどんな人間やったかなんてわからんわけで(笑 >>449
とは言っても劉雲樵先生は直に接してる訳ですし
彭先生もそこらへんの話を聞いてるんじゃないでしょうか 松田先生も中国語の会話苦手だったそうで そんな人に伝えようとすると自然に
身振りてぶり大げさになって話が膨らんだ部分もあるかも
あと痩せて小柄だった李書文公も 武術界隈で生き残るためには怒りっぽくてめんどくさい
人間演じないとやって行けなかったでしょうし(山本小鉄さんら小柄なレスラーと一緒)
当然弟子で大柄な劉先生への接し方と 隠居して地元で親族の子供と接する時では
違うかと(割とよく笑って遊んでくれるおじいちゃんで毒殺も聞いてないと親族証言) 肥田式のスレもついに無くなってしまったかー('ε') ちなみに上の動画の山本小鉄さんは現場離れていたころで割と優しく
現役の鬼コーチ時代は新人の頃の前田日明さん等は朝合宿所に小鉄さんのキャデラック
が到着する音だけで震えそうになったと書いてました >>452
そういえば先生から「劉雲樵から『李書文や宮寶田はこんな感じだった』と聞いた」って話を聞いたことはあまりないなあ・・・ ただ先生に言われて八極拳や八卦掌をやるやろ?
すると先生がすぐにダメ出しして
「そんなんじゃない!こうやるんだ!李書文はこう・・・宮寶田はこう・・・」
なんてのはいまでもよくあるな。
「あんた実物を見たんかいっ?!」てツッコミたくなるけど、要するに先生が劉雲樵に教わったときにはそんなふうに説明されたんやないかな? >>454
まあ中国人の「白髪三千丈」てのはむかしから一般的に言われてることでいまさらな。
大陸人は論外として、日本の影響を強く受けた台湾ですら
「ここの烏龍茶は台湾でイチバン!」
「この店の料理は一見さんじゃ食えない!」
「このヤクザの親分は台湾でナンバーワン!」
なんてのをよく聞く。
「粗品」とか「つまらないものですが・・・」とかいった「謙譲の美徳」は日本人の文化であって、チャイニーズは正反対が多いように思う。
かといってあまりに大口叩くヤツは中国人のあいだでも「自大な香具師だ」なんて陰口叩かれるし、どこで線を引くかはけっこう難しいけどなあ。 日本人の場合「大本営発表」を丸々信じて疑わない・・・という文化的背景はあると思う。
「テレビで、新聞で、本でこう言ってたから・・・」
「一流大学の教授の話だから・・・」
ところが中国の場合大むかしから「口コミ文化」なんや。
いまのSNSと同じで
「ああいう話が流布してるけどあれには裏があって・・・」
なんていうのがスマホやネットなんかない時代からあったんやな?
こういうのはやはり現代のネット社会を見ればわかるように話に尾ひれがつきやすい。
東洋の不朽の古典『論語』もいまのツイッターみたいなもんやろ?
短い言葉でつぶやくだけやから後世の人はなかなかその真意をつかむことができず、
孔子がつぶやいた内容についてさまざまな議論がおきる。
儒教の歴史なんてそれの積み重ねやん? >>460
政権がころころ変わり 言ってることも真逆も多い支配層が信用できないから
幇というシステムが確立したであろう部分もあるのでしょうね。
関係ないですが最近温故知新の意味をはき違えてる人が居て
念のため調べなおしたらあれは古きを知り新しきを知れば
先生になれるって意味だったのですね。
最後の先生の件を知らないと誤解する事も生じるケースも >>449
数えて3代目が歴史的人物っていうのは問題ありかと
>>457 >>458
自分では気づかないだろうが、たぶん、あんたのそうした態度が
歴史的人物にしてしまっている
勿体ないな
分からん奴は分かろうとしないから永遠に分からないだろうけどな >>455
それで良かったんだよ>>462とは逆説的な意味でな
逆もまた真なり
分からん奴は置いて行かれてしかるべし
しかしおいて行かれた奴が好き勝手遣りだすと迷惑でしかないからな 東郷平八郎は李書文と同じ没年らしいが、彼は歴史上の人物ではないのだろうか 身内からすれば違うだろ
そう言う話が分からん連中って困るわw 自分の曾祖父は自分が生まれた時には既に死んでいたから、歴史上の人物と言われても何ら違和感がないな
李書文は赤国とその老師にとって身内ではないんじゃないか?
同門ではあっても 歴史上の人物ってのは余りにも逸話に虚実入り混じってて 真に受け過ぎると松田先生や
その他怪しい武術愛好家みたいに変にオカルトじみてきて修行に差しさわりが出るから
多少距離を置いて冷静にとらえる必要があるって事じゃないの?
リアリティのある武術として
李氏八極拳とその思想を真摯に修行してるからこそそうゆう姿勢が大事なのだと思う。 中国語もできないのに「ファミリーだ!」とかいってるバカ多いよね?中拳って(藁) 言葉が通じなくても家族は家族だからな
アメリカン人の嫁と結婚したらアメリカン人の父親が義理の父になるわな 「ペットも家族」とかいう言葉も聞きますね。愛があれば家族なのか?愛情が無ければ肉親であっても他人なのか?
時々、『家族ってなんだろう?』とか考えてしまいます。
桃園の誓い、て兄弟分の盃だと思うんですが、あれも家族の部類なんでしょうか? >>474
武術の世界の家族というのは義理の家族のことなのでまさに同じでは
ヤクザの世界とかもそうですよね 「武林是一家」とか「五湖四海皆兄弟」とかいうのはまあ武侠小説の影響なんやろうな。
日本人が忠臣蔵に忠義とか武士道を思うのと同じ。
中国社会というのは大むかしから「宗族」と「江湖」の二重構造になっていた。
宗族というのは農村社会における大家族制度のこと。
陳氏太極拳の陳家溝に代表されるように大きな宗族はそれ自体単独でひとつの村を形成していた。
彼らは農民やが巨大にして強固な家族という組織に生まれながらにして保護されているので
宗族さえ安泰なら一生食うには困らず、それで孝とか悌とかいった儒教道徳を重んじる余裕があったわけや。
一方江湖は農村社会を離脱し、おもに都市部や場合によっては黒社会で生活する階層のこと。宗族社会から見れば流れ者やな。
彼らはまとまった大家族制のもとで生活できないが、個々人の力では社会の荒波に対処しかねるため、
同じような職種、階層の人間同士が中世ヨーロッパのギルドのような連帯組織を形成し、それを宗族の代わりにして生活していた。
ほぼ完全な血縁である宗族に対し、江湖のギルド・・・これがいわゆる「幇」なのだが・・・はいわば「疑似家族」と言える。
日本のヤクザの「親分子分」「兄弟分」と同じや。こういうのはどこの国にもある。 武術の場合、宗族間で伝えられるものは結局血縁同士の伝授になるから、やれ拝師やの字輩やのいう必要性は乏しかったやろうと思う。
そもそも大宗族ではその人間の字輩なんて生まれたときから決まってたわけやからな。
お祖父さんが甲ならお父さんは乙・・・そして自分は丙でその子は丁なんて具合にな。
拝師というのはもともとは仏教からきたもんやろう。
坊さんの場合、宗族・江湖に関わらず俗世間からは一切縁を切るというのが建前やったわけで、
「出家」というのは「家族から脱出する」の意味と思えばええ。
ところが寺は寺でこれまたひとつの「家」なわけよ。
出家するということはお釈迦さまの弟子になるということやが、現実には寺の偉い坊さんに師事するわけで、
この疑似家族においても年代別の順序・・・つまり字輩が用いられた。 こういう仏教の風習というか慣習というかが民間社会に伝わり、武術界や幇でも拝師や字輩が広まったんやないか?と思う。
有名な青幇は拝師・字輩に基づく師弟関係を建前にしていたし、黒社会と縁が深い南方の武術界もこれを採用したものと思われる。
北方でも武術に限らず京劇や中国医学など伝統文化の世界では必ず拝師があった。
「一日師と為せば終生父と為す」なんていうのは疑似家族であっても血縁と変わらぬ関係になる・・・といった意味が込められていると思う。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています