ほとんどのカンフーマスターの「用法解説」は「こう来たらこう流してこう反撃して・・・」的な
カンフー映画の殺陣にも及ばない非合理的・非現実的なものばっかやけど、上の山本小鉄のスパーリング指導では
「こうしたとき相手が抵抗したらどうするか?」てな感じできわめて実戦的。
しかも言われてみれば「なるほど!その手があったか!」みたいに誰でも納得いくよな?
もちろん頭で理解できても身体で実践できるようになるには汗だくの練習をこなさなければならないわけやが、
「秘伝さえ教われば強くなれる」なんて幻想を生徒に抱かせる指導者よりもこっちのほうがはるかに親切と思う。
「私の教えるとおりに太極拳をやっていれば達人になれますよ」なんて仏と「そんなんじゃダメだ!馬鹿野郎!」の鬼。
いったいどっちが仏でどっちが鬼なんやろうか?実際のところ(笑