終わったあと申和尚さんが仕事があるとのことなので申和尚さんとはそのまま解散。
「下が板間だから首相撲の投げは危ないから良くないよ」とアドバイスを受けて今度は僕がその黒帯の人と
練習してみることに。申和尚さんを突きだけで後ろに下げていたからどれくらい早いかなと
思って構えていたらいきなり全身が飛び込んでのワンツー。そして素手だから見えなくて口の近くにもらった時の衝撃。
めちゃくちゃ痛えとなってそういえば今日マウスピースないから歯が飛んでしまうんじゃないかと
焦ってクリンチして投げようとしたけど体幹が強いからか全く動かない。こっちが逆に軽く振り回されてしまいました。

動きもキックボクシングやボクシングと違ってほぼステップを踏まなくて間が近づいたなと思ったら、いきなり
全身から突っ込んでくる。しかも寸止めのはずなのにバチバチ当ててきて痛い
グローブの練習に慣れていたからか素手ってこんな痛いんだと久しぶりに組手してビビってしまいました。
下がると押されるなと思ってこっちから出ようとストレートを打ったら下から腹に一本の突き。
うーん。お見事という形でこの後はもう少しゆるく動いてくれましたが、遊ばれて終わったなと印象。

後で流派を聞いたら松濤館だったらしいですが、こんなに速く突いてくるんだなと身をもって体感しました。
あと本人も別に競技の選手ではないと言ってましたが、他の人に聞いたら幼稚園の頃からしているとのことで動きも
スーパーリンペイ?っぽい型をしているのも見ましたが一つ一つ足さばきにも気を使っていて空手一筋という
純度の高さから強い人は世の中たくさんいるんだなと感心しました。