>>889
図式としては、四股立ちのベイダーが前屈立ちのヒョードルに勝っているが、
当然この一例を持って四股立ちが前屈立ちよりも勝ると言う事は言えない。
探せば逆のケースも当然あるからだろう。

両者の技術や能力の差やまた選手としての旬と言うものも関係するが、
全ての技術は組み合わせが前提になっていく。
その選手の特性や持っている技術によって自ずと立ち方も決まってくる。

跳ねるフットワークも重量級の選手達は余り使わないが軽量級のスピードを重視する選手達はよく使う。
この技術も10年前までは格闘技の人間達からは懐疑的な目でみられるケースが多かったが、
最近ではその格闘技の人間達からも使う者が時々出てきた。
それこそ、未来の格闘技の世界ではテコンドーの試合スタイルのままで戦いトップクラスに君臨する選手が出てくるかも知れない。

20年前の伝統派空手の格闘技の人間達からの扱いを考えれば、将来そう言う選手が現れても何も不思議ではない。