う〜ん。正確に言うと、ウチの伝承も結構いい加減だったし、そこまででもなかったです。
幻術を使った戦いという曲面や戦術も一応あるけれどね。それは本質じゃないです。

俺は顔を見たこともない人だが、兄弟子で狂った人がいて
精神病院へ入院する事になって、一門の仲間が田舎のご両親に連絡を取って
迎えに来られるまでに、壁に向かってぶつぶつ言ってるその兄弟子を
そのままにしつつ、みんなで荷物の整理とかをしてたら、
外で大雨が降りだし、いきなり凄い洪水になり、アパートに落雷して建物が瓦解し
皆が押し流されたところで、気が付けばその場にいた全員が荷物を持ったまま
ボケっとしてたらしい。それで、もうみんなの手には負えないという話になったそうだが

その話を聞いて、ちょっと思う所があって、それをヒントに
俺が手を加えたら物凄く幻術が嵌まったというだけです。気付く人は気付くだろうと言う事で。
俺はたまたま狂わなかったけど、そこまでの真似は出来ません。が、何をすればそうなるかは解ります。

あと、ちょっとこの話は特定を防ぐために内容を変えてます。