まあ、剣術は今の時代、実際に真剣で斬り合う事は無いからね。重い木刀を振っていれば鍛錬にはなるが。
居合道や剣術の先生を、大東流合気柔術の技でちょっと捻ってやれば、あとは腕の調子が悪いからと逃げの一手だしね(笑)
かと言って、スポーツ剣道が武道かと言えば、そうでもないし。
津本さんは、若い頃に一度、黄金の天馬という植芝盛平をモデルにした合気道の小説を書いているね。出身が植芝と同じ和歌山でね。
大東流合気柔術の武田惣角先生を、内田兎角と名を変えてバカにした様な事を書いてね。
それが、後に、鬼の冠という武田惣角先生を題材にした作品を書いて、取材する内にすっかり大東流合気柔術に対する認識を変えたんだよ。