それでも無事だったんだからいいじゃないか、という考え方もあるかもしれません。
「相手の言うことを素直に聞いて無事でいる」ということも一種の護身かもしれません。
しかし、精神的なダメージは大きいです。自分はその後、その海はもちろん、人気のないところに行くことが怖くなりました。
人の少ない海で泳ぐのが好きだったのに、そういうことがもうできなくなってしまったのです。
いまこうして思い出しながらコメントしていることも本当はとても辛いです。
これは自分にとっては「かなりの被害」なのです。
また、その連中がもっと暴力的な連中だったらボコボコにされていたという可能性も十分にあります。
そしてもし、自分が女性だったらどうなっていたでしょうか?

確かに日常生活のほとんど、9割以上は護身用具を常に携帯することができるか、周囲に護身に利用できるなんらかの物があるかと思います。
しかし、例え1割以下の確率ではあっても「何もない状況」がないとは限らないでしょう。
実際、自分はそういう状況で犯罪に合ったのです。