>>254
南郷さんは結局、学問も、初期にはあれだけ否定していた
「哲学」の立場を取るようになった

理由は、何十億年もの宇宙や地球の歴史を説こうとすれば、
当時の素材を集め、何十億年もの時間をかけて、
自説を実証するのは不可能だから

だからどうしても、生命の歴史等を解明するにあたっては、
論理の蓄積によるしかないから、というもの

確かに南郷さんの「生命史観」は、それなりに説得力はあるけど、
でもあれだと、世間の科学者を納得させることはできない

この構造は、何十年も論理による他流派批判を展開しながら、
玄和会の実態をまったく世にさらすことがなかったのと同一

だから南郷さんの人生にとって「武道・空手」とは、
自身が「学問」へ至るための「媒介」にすぎなかったのだろう

それで迷惑をかけた人間がいないなら本人の勝手だが、
南郷さんを信じてついて行った、何千人もの弟子たちは、
いい面の皮

この場合もまぁ、「騙された方の自己責任」とはいえるかもしれんが、
南郷さん自身、常々、著作や講義で
「自分の行動に責任をもて!」と言ってるのだから、
少なくとも自分の失敗を弟子たちに対し、弁明する義務はある

まぁあの人の本質は、ミニチュア版の毛沢東やスターリンで、
またミニチュア版であるからこそ、
まわりや世間にあたえた被害も少なくてすんだと思うのが、救いかねぇ…